岐阜事件-4/ソースのまとめ

岐阜事件(概要)
    昭和63年7月26日
    岐阜県白川町の遊泳場で7才の男児が水死
    美智子妃らの警備に向かう警官が警察のバスで通りかかったが
    「着替えがない」「時間がない」などの理由で救助に加わらず
    現場を去ったと報じられた
    ちなみにこのときは、美智子妃・紀宮のパイプオルガン鑑賞
    「1988イタリアオルガンフェスティバル―美濃白川」

ソース
    http://www.amazon.co.jp/dp/4167511010/
    新天皇家の自画像―記者会見全記録 (-)
    薗部 英一 (編集)

    皇室警護中の警官20人が溺れる小学1年生を“見殺し”−−岐阜
    1988.07.28 毎日新聞東京朝刊 27頁 社会 写図有 (全968字) 

    皇室警備は広い視野で−おぼれる子の警官傍観で、皇太子ご夫妻が発言
    1988.08.20 北海道新聞朝刊全道 22頁 二社 (全662字) 

    毎日新聞 1988.07.28 美智子妃の名前入り記事
    読売新聞 1988.07.29 「皇室警護」との記述で美智子妃の名前なし記事
    両紙   1988.08.20 軽井沢での定例会見で事件に言及との記事

記事
    皇室警護中の警官20人が溺れる小学1年生を“見殺し”−−岐阜
    1988.07.28 毎日新聞東京朝刊 27頁 社会 写図有 (全968字) 

     岐阜県加茂郡白川町河岐の白川遊泳場で二十六日午後、近くの同町立白川小一年、
    岩越克彰ちゃん(7つ)=会社員、利久さん(37)の長男=が水死した。この日は美智子妃殿下が
    パイプオルガン演奏を鑑賞のために同町入りされる日で、その警護のために警察バスで
    事故現場に通りかかった約二十人の警察官が駆けつけながら、だれ一人助けようとしなかった
    ことが、近くの主婦らの証言で二十七日、明らかになった。警察官は上司らしい人の「飛び込め」の
    指示に「泳げない」「着替えがない」などと断り、救急車の到着後、現場を去ったという。

     この事故は二十六日午後一時十分ごろ、同町小原地区の子ども会が永年、遊泳場にしている
    白川にかかる松ケ瀬橋下付近で発生した。当時、PTAの二人が監視員として付き添い、子供たち
    六、七人を遊ばせていたが、克彰ちゃんは近所の友だちと、友だちの祖母と一緒に浮袋で遊んでいる
    うち、水深約四mの深みに流され、おぼれかかった。これに気付いた監視員と祖母がすぐ近くの家の
    主婦(40)に助けを求めた。この主婦はすぐに一一九番通報した。

     この主婦の証言によると−−通報を終え、自宅前の路上に出ると、ちょうど警官を乗せたマイクロ
    バスが通りかかり、手を上げてバスを止め、バスの中の警官に子供がおぼれていることを告げた。
    するとバスの中から約二十人の警官が飛び出してきて、目と鼻の先の河原に駆けつけた。年配の
    警官が「オイ、おまえ川に飛び込め」と一人にいうと指示を受けた警官が「コンタクトレンズをしてますから」と
    断り、他の警官も「着替えがない」「泳げない」「もう黒川(美智子妃殿下の警備現場)へ行かなくては」
    「時間がありません」などと全員が断ったという。

     現場にはその後、別の警官や民間人らが駆けつけ、救命ボートも着き、克彰ちゃんはやっと引き
    揚げられ、人工呼吸などをしたが、助からなかった。

     この日はたまたま、美智子妃殿下、紀宮さまが白川町入りしており、町中のいたる所に警戒に当た
    る警官や待機警官らが動員されていた。

     間宮啓文・岐阜県警防犯部外勤課長の話 午後一時二十分ごろに現場近くのパトから連絡を受け、
    事故現場近くの白川中に待機していた機動隊員や私服警察官を現場に向かわせた。機動隊員が
    川に飛び込んで救助に当たったとの報告もあり、警官が腕組みして見ていたなどとは考えられない。


    皇室警備は広い視野で−おぼれる子の警官傍観で、皇太子ご夫妻が発言
    1988.08.20 北海道新聞朝刊全道 22頁 二社 (全662字) 

     【軽井沢】皇太子ご夫妻は十九日午後、避暑で滞在中の長野県軽井沢町のホテルで宮内記者会
    (北海道新聞社など十五社加盟)と懇談された。懇談に先立ち、天皇陛下のご健康や皇室警備の
    あり方などについて同記者会が事前に提出した質問に文書で回答された。
     (中略)
     一方、七月下旬、岐阜県で美智子さまと紀宮さまの警備に向かう警察官が、川でおぼれる子供を
    助けなかったと指摘されたことについて、皇太子ご夫妻は「子供をなくされたご両親の気持ちを深く
    察しています。皇室警備にはさまざまな苦労があると思いますが、国民のために広い視野に立って
    行われることが望ましい」と、皇室警備のあり方に対する考えを明らかにされた。
    (後略)




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